デジタル遺品のトラブルを防ぐ!サブスク・ネット銀行・スマホのロック解除対策まとめ

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サブスク契約がもたらす意外な落とし穴とは?

みなさんは、「サブスク」という言葉をご存じでしょうか?サブスクとは「サブスクリプション」の略称で、月額や年額など、定期的な料金を払ってサービスを利用する仕組みのことです。最近では、映画やドラマが楽しめる動画配信サービスや、美味しい水を提供するウォーターサーバー、毎月届く化粧品など、私たちの身近にたくさんありますよね。

デジタル遺品の解約トラブル事例!遺族が困る原因とは?

ところが、こうした便利なサブスクが、実は思わぬトラブルを引き起こしてしまうことがあります。近年、亡くなられた方が生前契約していたサブスクを、遺族が解約できず困ってしまうケースが増えています。こうしたトラブルの原因は主にスマートフォンのロックです。

例えば、夫を亡くした方が、夫が契約していたサブスクの請求が続いていることに気づき、解約しようと問い合わせても、「IDやパスワードがないと解約できません」と言われてしまったり、亡くなった兄弟がネット銀行を利用していると知ったものの、スマホのロックが解除できないため確認ができなかったり、という事例が実際に起きています。

こうした、亡くなられた方が残したスマホやパソコン、インターネットのサービスを「デジタル遺品」と呼びます。デジタル遺品の管理はとても難しい問題で、誰にもいつ死が訪れるかは予測できないため、パスワードをどのように残しておけばよいかが大きな課題となっています。

デジタル遺品の管理方法!スマホのロック解除が重要

では、どうすれば良いのでしょうか? 国民生活センターが提案している解決策のひとつに、「スマホのロック解除パスワードを家族と共有すること」があります。スマホさえ解除できれば、メールやアプリの履歴から契約中のサブスクやネット銀行口座なども確認できるからです。

その具体的な方法として、丈夫な紙にパスワードを書き、上から修正テープを2~3回重ね貼りして保管する方法が紹介されています。この方法であれば、いざという時にご家族がテープ部分を削り取ることでパスワードを知ることができます。また、パスワードをそのまま記載せず、家族だけが分かる合言葉にする方法も安心ですね。

デジタルな問題ですが、解決策は意外とアナログな方法が安心です。万が一の時に備えて、大切な家族としっかりコミュニケーションをとり、困らないよう準備しておきましょう。

【まとめ】 今すぐ実践!デジタル遺品の対策で家族を守ろう

私たち一人ひとりが、今できることを少しずつ実践していけば、大切な人に余計な負担をかけることなく、安心して暮らせる毎日が続いていきますよね。

みなさんも、こうしたデジタル遺品について何かお困りごとや工夫していることはありますか?ぜひ、コメントで教えてくださいね。

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